「日本はイナカに人が住みすぎ」(冨山和彦): "都市と地方の格差も議論が必要。日本は都市化が進んでいると見られているが,実は都市部人口は6割。英国は9割超だ。日本は人口が拡散しているため,サービス業の効率が悪く,農業も兼業が多く大規模化が進まない。「コンパクトシティー」政策が必要だ。「国土の均衡ある発展」を目指す政策はもはや通用しない。標準的モデルは結果としてどの地方にも当てはまらないという矛盾に陥っている。"
この数字について、いろいろ議論があった模様ですが、冨山氏の数字は根拠があるということが判明したとのこと。これ:
続・日本はイギリスに比べ人口分布が拡散している? - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com: "イギリス9割・日本6割のソース(と考えてほぼ間違いないと思われる資料)の存在を、コメント欄にてkmori58さんにご教示いただきました。ありがとうございます。
その資料とは国連の'World Urbanization Prospects'で、その2007年版を見ても、2005年におけるurban population比率はイギリス89.7%に対して日本66.0%と、イギリスが「9割超」だというのは誤りではあるものの大差はなく、おそらくは若干の記憶違い等であってこれがソースであると考えて差し支えないでしょう。"
まあ、どうでもいいけれど、こういう議論は細かい数字の真偽とかの細かい袋小路の議論に陥りすぎだと思う。恣意的な議論の誘導なのかな。
常識的に考えて、日本のイナカには人が多すぎ。生産性が悪いのもそのため。それにメスを入れずして「格差問題」の議論は始まらない。
人間も動物。動物は動くから「動物」というのだが……。
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